篠﨑 和夫
手束 聡子・高松 宏行
資源・環境関連材料部会は,今後特に需要が高まると考えられる水環境からの有用資源の回収および有害物質の除去に利用できるセラミックス材料の開発研究について紹介する.
杉山 豊彦・松山 城仁・渡邊 修・竹内 繁樹・山口 英明・佐藤 立
食器,タイル,瓦,衛生陶器,碍子の各分野について,業界の状況と最新の研究開発,技術動向を解説する.また,今後30年程度の将来像についてロードマップにまとめた.
井上 悟 ・ 長嶋 廉仁
ガラス溶融技術の革新および現行技術の向上のための研究開発,近年大きな進展が見られたガラスの高強度化,薄板・軽量化の分野での研究開発の動向について述べ,ガラス分野での研究技術動向の一端を紹介する.
星野 清一・岡村 隆吉・三浦 啓一
セメント分野における取り組みについて,特に廃棄物・副産物活用やCO2排出量の削減,省エネルギー化に関連する昨今の研究開発状況にトピックスを当てて概説した.後半では,それらの背景も踏まえて先般更新した,セメント部会のロードマップについて解説した.
若井 史博・水野 賢一・吉田 克己・北岡 諭
エンジニアリングセラミックス分野の更なる発展に向けた重要な方向性が「信頼性の向上」にあることは広く認識されており,高信頼性材料・システムを実現することが「安全・安心」な社会の基盤となる.このたびロードマップを改訂し,この分野の研究開発動向と将来展望を示した.
今中 佳彦・佐野 晴信・長田 実・土屋 哲男・柿本 健一・森分 博紀
電子材料主要3分野と,最近電子材料部会の中に根付き始めた環境・エネルギー関連材料およびシミュレーション技術の各トピックスについて最近の研究動向と将来展望を示す.
橋本 雅美・澤村 武憲・早川 聡
生体関連材料部会では,今回新たにロードマップの作成を行った.生体関連セラミックス研究が自らの研究部会を柱とし,さらに他部会との連携も視野に入れることによって,骨だけでなく,軟組織治療材料,刺激治療材料,医療機器,予防・診断・治療機器,環境浄化材料の開発を成し遂げることを期待している.
吉田 道之