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岸本 昭
生体活性材料開発においては,材料強度に始まりヒト緻密骨との化学結合性,細胞刺激に至る多角的な材料特性・機能の向上が求められます.本レビューでは,これら生体材料特性・機能に加え,臨床における優れた操作性も併せ持つ生体活性ガラスの開発に関する,長年にわたる研究成果の数々をご紹介いただきます.

春日 敏宏
生体材料開発には適応性(アダプティビティ)と操作性(ユーザビリティ)の両面からの設計が重要である.本稿では,非晶質性を利用してこれらを達成するという方針で進めた筆者らの研究を中心に紹介する.
2025 年3 月号に続いて,セラミックス産業を支える「企業」に焦点を当てた特集の第4 弾です.本特集企画の主たる狙いは,企業が開発・保有しているセラミックスに関わる「科学・技術」を,具体的な製品や手法などを例示しながら解説いただくことで,これらの企業がセラミックス産業,さらにはセラミックスを用いた製品を使用している他産業や一般消費者の生活を支えていることを,会員の方々に広く紹介することにあります.それらに加えて,大学等でセラミックスに関わる学生に対して,企業の研究開発の魅力を伝えるメッセージをご執筆いただきたいと思います.さらに,企業独自の取り組み(持続可能な社会の実現に向けたSDGs やカーボンニュートラルの活動,今後の研究開発の方向性など)についても任意でご記載いただきました.読者の皆様にセラミックス産業を支える企業の多角的な魅力が伝われば幸いです.(特集担当委員:和田琢真・松永克志・徳永竜二・渕上輝顕)

岩下 修三
最先端の半導体製造を支える“超低熱膨張材料”のコーディエライト材料について,最新の応用事例や課題解決における取り組みについて紹介する.
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福代壮二郎
近年,産業設備の高温化・省エネ化が進む中で,より高い耐熱性と低い熱伝導率を両立する断熱材へのニーズが高まっている.本稿では,アルミナナノ粒子を用いた高耐熱かつ低熱伝導な断熱材の開発事例について紹介する.
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三谷 敦志
宇部マテリアルズはカルシア・マグネシアを中核とした特殊無機材料メーカーである.本稿ではセラミックス材料で使用いただいている当社製品・技術と,カーボンニュートラル社会に向けた研究開発の取組みについて紹介する.

影山 健友
株式会社TYKで開発が進められてきた,固体電解質を用いたアルミ用及び気相用水素センサの製品開発事例を紹介する.

大塚 泰弘
タテホ化学工業の,酸化マグネシウムを核とした社会と経済に貢献するセラミックス材料の応用分野と化学蓄熱材の実用化開発を中心に将来展望について述べる.

安部 賛
トヨタの実験失敗から偶然誕生した真球状シリカ「アドマファイン」.1990年に産声を上げたアドマテックスの歩みは,異端児たちの挑戦の歴史だ.半導体進化を支える微粒子合成技術と,ビジネスの泥臭い最前線を綴る.
我田 元
松本 尚之